サンタプロジェクトのサンタの由来は”クリスマスに現れる見返りを求めない人物像”を指します。
見返りを求めないのは、子どもの笑顔やプレゼントを贈る行為が「好き」で「楽しい」からであり、無償の愛を与える存在こそがサンタとしてあるべき姿だと私たちは考えています。
サンタが現れる【クリスマス】は、日本の社会で最も高い認知度を持つイベントであり、且つ経済的格差が顕著に現れやすいのが特徴です。私たちは沖縄の社会全体で「子どもを想う気持ち」をより多くの方と共に広げ続けることが大切だと思っています。
個人、団体、企業を問わず、一緒に沖縄の子どもたちにとってのサンタクロースになりませんか?
※NPO法人サンタプロジェクトは、特定の国や海外の団体、特定の宗教とは一切関係がありません。
児童養護施設の子ども達にプレゼントを配るため、現在沖縄の飲食店を中心に110箇所の募金箱設置にご協力いただいております。
多くの方々のご協力・ご支援によって、毎年12月に行われるサンタプロジェクトは7年間の活動で述べ1,300人の児童におもちゃをプレゼントする事が実現できました。
社会的養護の必要がある子どもと一般的な家庭の子どもの暮らしには違いがあります。
私たちは支援して頂いたお金で、いかに子どもたちが喜べるかと、最善の方法を考え、訪問する児童養護施設の子どもたちが自分の欲しいものを選べるカタログ形式を採用しました。
本当に欲しかったものが手に入る喜びや、自分が興味のあったモノを通しての感受性を豊かにするためです。
当たり前におもちゃが手に入る環境ではない子どもたちが年に1度のプレゼントで喜ぶ笑顔を想像してみてください。
2018年から始まった取り組みの1つとして、地域の老人ホームのお年寄りと一緒に児童養護施設へ訪問し、子ども達に渡す予定のプレゼントをお年寄りの方から直接手渡しして頂いております。
プレゼントを受け取る子どもは、それぞれが手作りで折り紙や手紙などを用意したプレゼント交換会です。
世代を超えた交流は、沖縄を支え続けてきたお年寄りの方が、未来の沖縄を創る子ども達と交流するかけがえのない時間だと私たちは考えています。
おもちゃには子どもの知育・発育に多大な影響があるとされています。
大切な幼年期、児童期、学童期の子ども達の情操を豊かにし、洞察力や創造力、集中力等と、様々な力を養うことができるとされ、子供の将来の可能性を広げるための重要な存在です。
〒901-1208
沖縄県南城市大里平良2300番地
〒903-0804
沖縄県那覇市首里石嶺4丁目394番地
〒901-1303
沖縄県島尻郡与那原町与那原2943
〒901-0301
沖縄県糸満市字阿波根567
支援が必要な施設者様はお問い合わせからご連絡下さい。
コロナウイルス流行に伴い、2020年2月28日に政府から臨時休校の要請が出され、4日後の3月2日からほとんどの小中学校が臨時休校となました。子ども達が安心安全な場所で友達と学び、遊ぶ機会が突然なくなると共に、子ども達が大好きな学校給食を食べる事が出来なくなりました。
休校により、給食に頼らざるを得ない世帯や家庭への負担を少しでも軽減させる必要性を感じた私たちは、2020年4月にサンタ食堂をスタートし、多くの皆さまの支援のお陰でスタートして3か月間で約8,000食を提供する事が出来ました。 今現在も継続的に活動しています。(2021年7月31日時点で累計11,300食を提供)
【1人1人の想いがある事をきちんと伝えたい。】 緊急を要する支援を継続する中で、今の時代だからこそ想いを伝えあう重要性に気付いた私たちはサンタチケットを購入して頂いた方に任意で子どもたちに向けてメッセージを書いて頂き、お弁当1つにつき必ず1枚のメッセージを添えて提供しています。
お弁当の提供だけでなく、メッセージを通したコミュニケーションを図る事で「人と人は繋がって支え合っている」 「ひとりぼっちじゃない」との思いと感謝の気持ちをメッセージでつなぎ、各地域の輪を広げたいと思っています。
感謝されることを目的としているわけではなく、食を通しての教育になると共に、支援者がどのような形で子どもたちに届いているのかを実感して頂きたいと思っています。
現在、サンタ食堂の運営には多くの方が関わって頂いております。
その理由として、様々な団体がそれぞれ単独で課題を解決するには限界の見られる場合があるからです。
それを解消するため、近年注目されているのが「協働」という手法であり、私たちの最も重んじているテーマです。
「協働(きょうどう)」という表現は、「共有している同じ目的を達成するために、複数の人たち(集団組織)が協力して働くこと」を意味しています。
地域が抱える課題を解決し、暮らしやすさの向上を図る
互いが対等な立場でお互いの存在意義や特性などを理解、尊重する
お互いの資源(人材、物資、資金、情報)や能力を出し合う
公共的な目的達成のために活動をする事を通じて、成果に対する相乗効果を生み出す
私たちは協働というテーマを重んじながら、沖縄全体で子どもの問題を解決するためのプラットフォーム(基盤)としての役割を担います。個人・企業・事業者・他団体・行政と連携を取りながら歯車となり、よりよい形で支援が必要な子どもに届く為の循環を生み出すことが実現可能と考えるからです。